ねずみくんのおくりもの

作品紹介

あらすじ

ねずみくんは、大好きなねずみちゃんの誕生日に、何か特別な贈りものをしたいと考えます。しかし、自分には得意なことがないと悩みます。

そこで、丈夫な前歯を使って氷の像を削ることを思いつきますが、うまくいきません。

それでも諦めず、ねずみちゃんが喜ぶものを探し続けます。最終的に、ねずみくんは自分にできることを見つけ、心を込めた贈りものを届けます。

レビューとおすすめポイント

「ねえ、ぼくはおもうんだ。ねずみちゃんは、かみさまがぼくにくれたおくりものだって。いつもえがおでいてくれて、まるで、おひさまみたい。ぼくはきみがいると、どんなことでもがんばれるんだ。」

ねずみくんのこの言葉に全てが詰まってる。もうね、正直泣きました。あまりの真っ直ぐさに、誠実さに。心が震えました。

お誕生日当日にプレゼントが渡せず、大好きなねずみちゃんを怒らせてしますねずみくん。それでも、僕ができることはこれしかない！と自慢の歯や身体がボロボロになっても頑張るねずみくん。

それだけでも感動しちまうのに、こんな真っ直ぐな想いを伝えてくれるんですよ・・・！！

全ては、ただ、大好きなねずみちゃんを笑顔にしたいから。

はぁ〜〜〜〜〜〜無理！！！！！これ大好きな人から貰って読んだ日には泣くね！絶対泣く！！泣かない方が無理でっす！！！！！！！！！

大切な人のためならどんな困難でも乗り越えられるよ、どんなしんどい仕事でも、あなたがいるから歯ぁ食いしばって立ち向かえるんだよ。いつもありがとう。心から支えられてるよ。

っていう気持ちが真っ直ぐ伝えられる一冊です！！！！

そしてあとがきにはこの絵本が誕生したもう一つのストーリーが書かれてるの。

その背景を知るとさらに愛おしくて大切な物語だって思えます。

出来ないことなんてない。

大切な人へのお誕生日のプレゼントにおすすめです。

どこで買える？

絵本ナビやAmazon、楽天ブックスにありました。

書店ではあまり見たことがないので、お取り寄せなどになるかも。

サイズは横長で割と小さめなので、頑張れば鞄に忍ばせられるよ！